3月4日掲載都道府県(1) / 企業登録数(12)

(就職)について

iターン・uターン・jターン転職(就職)のメリット・デメリット

Iターン·Uターン·Jターン転職(就職)が活気づいています。転職エージェントによる情報量が増え、地方市町村のサイトでも移住や定住支援などが掲載されています。
Iターン·Uターン·Jターン転職はどういうものか、実像をご紹介しましょう。

場所を取るか、職場を取るか…そこをはっきりさせよう

転職は年代によって条件や希望が変わってきます。20代から30代前半の転職の場合、体力や独身の身軽さを考慮したポテンシャル採用が多く行われます。これは、Iターンなどの転職でも同じことが言えます。
40代以上の場合、スキルや経験などを高く評価した採用が多く見られます。とくに地方企業は、オーナーが東京圏や関西圏の大学を卒業し、技術力も高く取引先も広範囲というケースが少なくありません。家族を抱えていたり、介護が必要な親との同居を考えて、環境のいい地方都市で働くのも選択肢のひとつとなります。
Iターンなどの場合、場所と職場の2つの条件をよく選んで決めるのが重要です。子どもの教育にいい、配偶者が気に入った…といった点も大切。どちらか一方の選択なら、優先順位を決めましょう。

Iターン·Uターン·Jターン転職、メリットは何か

転職にはきっかけがあります。やりがい、待遇、人間関係、生活環境…さまざまな条件を考え、メリットがあるなと思ったら、Iターン·Uターン·Jターン転職は有効です。
都会からのIターン、Jターンのメリットは、仕事とプライベートの両立が図られやすいことです。生活環境がよく、自然に恵まれた小都市でのびのび働ける、スキルを活かして地域経済のスペシャリストになる、通勤地獄から開放されて精神面でもいい…といったメリットがあります。
Uターン転職のメリットは、親との関係が挙げられます。結婚して出産した夫婦にとって、親は子育ての助けとなり、場合によっては「財布」のひとつにもなるでしょう。また、親の介護をしっかり行えるメリットは重要です。地の利のある場所での生活は、安心感が強いと言えます。

Iターン·Uターン·Jターン転職、デメリットは

一方、デメリットにはこんなケースがあります。
Iターン·Jターンでは、職場のロケーションがポイント。転職先企業の職場条件は申し分なくても、住環境に馴染めないケースがあります。
趣味が楽しめる場所やコミュニケーションがない、買い物や病院、学校などの施設が遠く、家族が住むには不便。自然環境はいいが、刺激が少なく退屈…という場所も少なくありません。そのため、Jターンのような「地方の大都市」で、住環境もいいロケーションを選ぶ人が増えています。
Uターン転職のデメリットは、地方都市の高齢化で活気がない、企業が少なく企業内も高齢者が多い。将来の展望は見いだしにくい、といったデメリットがあります。地元だから、親が安心するから…と安易にUターン転職しても、待遇がよくないケースが少なくありません。
Iターン·Uターン·Jターン転職は、入念に準備して情報を集めてから進めましょう。プロの意見もぜひ聞いて将来を描ける転職にするのが一番です。